実験設備・技術

分子細胞生物学・生化学・ケミカルバイオロジーの実験技術を基盤に、最先端のオミックス解析等を積極的に取り入れて研究しています。
- 細胞生物学実験 (細胞培養 (細胞株、初代培養、iPS細胞)、遺伝子導入 (ウイルスベクター、トランスフェクション)、免疫染色、細胞死やミトコンドリア機能などの各種アッセイ)
- 生化学実験 (ウェスタンブロット (SDS-PAGE、NATIVE-PAGE)、共免疫沈降、pull-down assay、ELISA等各種酵素アッセイ、質量分析)
- 分子生物学実験 (遺伝子クローニング、変異導入、DNA/RNA定量 (qPCR)、 遺伝子編集 (CRISPR-Cas9)、遺伝子ノックダウン(siRNA, shRNA))
- バイオイメージング (共焦点顕微鏡・蛍光顕微鏡観察、デコンボリューション、画像解析、機械学習)
- フローサイトメトリー (セルソーティング、細胞周期・細胞死解析等)
- 創薬スクリーニング (化合物ライブラリスクリーニング、構造活性相関解析、標的同定、最適化)
- 網羅的オミックス解析 (RNA-seq (shRNAライブラリスクリーニング)、プロテオミクス (APEX2近傍標識法)、リピドミクス、メタボロミクス等)
研究体制・環境
研究プロジェクトを面談の上決定します。その上で、担当プロジェクトを専門とする教員が1対1で研究計画の立案・実験技術の指導を行います。また、実験経験の豊富な技術補佐員3名が実験手技の習得をサポートします。
週に1度の研究室ミーティングでは生データを含めた実験結果・実験計画のディスカッションを綿密に行い、フィードバックします。
研究指導教員は全員が英語圏への留学経験を有しており、日本語・英語での指導が可能です。
研究室参加希望の方へ

神経変性疾患の分子・細胞レベルでのメカニズムに興味をお持ちの方、研究者になりたい、未知のものを解明したい、という意欲の溢れる方を募集しています。
- ポスドク
- 大学院生(修士・博士)
出身学群・学類は問いません。また他大学からの進学も歓迎します。博士課程については、下記の制度の受入・申請をサポートします。
- 日本学術振興会特別研究員(DC1, DC2)
- JST-SPRING
- 筑波大学学生
- 医学類の方は、研究室演習(M1-M4)・新医学専攻(M5-M6)で受け入れ可能です。
- 卒業研究は学群を問わず受け入れ可能です。
日本学術振興会特別研究員(PD)の受入・申請をサポートします。
問い合わせ
筑波大学・脳神経内科研究室(基礎研究)についてのお問い合わせ(研究室見学、進学希望等)は斉木臣二(ssaiki@md.tsukuba.ac.jp)・片浦哲志(tkataura@md.tsukuba.ac.jp)までご連絡ください。