花王と順天堂大の研究グループ、パーキンソン病特有のRNA発現量変化を特定 検査法開発の一助に(電波新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
斉木が前任地(順天堂大学)にて指導する大学院生の井関賛先生が、パーキンソン病の早期診断に通常のあぶらとりフィルムで採取したRNA解析が有用であることを、特許申請し、第2報として報告しました。今回のポイントは、本方法が類縁疾患である進行性核上性麻痺・多系統萎縮症との鑑別診断に資することを明らかにした点です。合計3回の網羅的検討により標的となるミトコンドリア蛋白質をコードするRNAが決定できたので、今後は標的となるRNA群を絞った解析が可能となり、筑波大学附属病院脳神経内科での検証を進める予定です。